2010年7月27日
コンサートのお知らせ
セントロ日系アルヘンティーノ創立25周年
アルゼンチン建国200周年記念
"Trans Criolla~響きあう地平の向こうへ"
松田美緒、ヤヒロトモヒロ、ウゴ・ファトルーソのトリオバンド
南米巡回公演
ブエノスアイレスにおいては一夜限りのコンサート!
ラテン、ボサノバ、その他様々な音楽が盛りだくさんです。
2010年8月6日(金) 20時~
会場・Auditorio Inmaculada Concepción
(住所・Humahuaca 3650、地下鉄B線Medrano駅およびCarlos Gardel駅から徒歩5分)
入場料(イベント運営費として): $20.-(前売り券 $15.-)
お問い合わせ・前売り券:
住所・Bulnes 841 (14~21時)
Tel.4862-7774 メール・ info@centronikkei.org.ar
共催
セントロ日系アルヘンティーノ
在アルゼンチン日本国大使館
国際交流基金
アーティストプロフィール "Trans Criolla~響きあう地平の向こうへ"
松田美緒、ヤヒロトモヒロ、ウゴ・ファトルーソのトリオバンド
南米巡回公演
ブエノスアイレスにおいては一夜限りのコンサート!
ラテン、ボサノバ、その他様々な音楽が盛りだくさんです。
2010年8月6日(金) 20時~
会場・Auditorio Inmaculada Concepción
(住所・Humahuaca 3650、地下鉄B線Medrano駅およびCarlos Gardel駅から徒歩5分)
入場料(イベント運営費として): $20.-(前売り券 $15.-)
お問い合わせ・前売り券:
住所・Bulnes 841 (14~21時)
Tel.4862-7774 メール・ info@centronikkei.org.ar
共催
セントロ日系アルヘンティーノ
在アルゼンチン日本国大使館
国際交流基金
松田 美緒
1979年秋田生まれ。ポルトガルのファドに自己表現の形を見出し、2003年、リスボンに留学。大西洋の音楽世界をテーマに、ブラジルのショーロの音楽家と作った「アトランティカ」(2005)でビクターよりCDデビュー。以後、「ピタンガ!」(2006)、「アザス」(2007)をブラジルで録音。アルゼンチン、ベネズエラなど現在はスペイン語圏にも本格的にその世界を広げ、現地のミュージシャンとセッションを重ねる。2010年にはウルグアイの巨匠ウーゴ・ファトルーソ(Pf)、ヤヒロトモヒロ(Per)と共に作り上げた「クレオールの花」を発表。 >>公式ホームページ: www.miomatsuda.com
ウゴ・ファトルーソ
1943年モンテビデオ生まれ、5歳の時からアコーディオンを始め、9歳からピアノを学ぶ。1964年、ビートルズの影響を受けたロス・シェイカーズを結成、多数のレコードを発売、特に南米地域で大きな人気を獲得する。1970年、弟と一緒に渡米し、リンゴ・シールマンと共にフュージョン・バンドOPAを結成、アイルト・モレイラらとの共演や、2枚の単独アルバムも残した。1982年ブラジルへ移住、ミルトン・ナシメント、ジェラルド・アゼヴェード、ジョイス、トニーニョ・オルタ、ジャヴァンらと共演した。さらにその後再度のアメリカ移住を経て、2000年に新生トリオ・ファットルーソを結成、現在に至る。他にも13人編成の「ロス・プシラミネス」、ウルグアイの黒人音楽カンドンベの演奏グループである「グルーポ・デル・クアレイム」、ウーゴと3人の太鼓隊からなる「レイ・タンボール」などのプロジェクトでも活動、ハイメ・ロスのツアーにも随時参加している。 2007年より現在に至るまで毎年、パーカッショニスト・ヤヒロトモヒロとのドゥオ日本ツアーを展開、2008年7月にはアルバム「DOS ORIENTALES(二人の東方人)」(オーマガトキ)を発売した。>>公式ホームページ(英語):http://www.myspace.com/hugofattoruso
ヤヒロトモヒロ
少年時代の10年間をカナリア諸島、グラン・カナリアのラスパルマスで育ち、そこでドラムパ-カッションを始めた打楽器奏者。帰国後1980年プロ・デビュー。 以来、山下洋輔、向井滋春、渡辺香津美、板橋文夫、梅津和時ら、多くのジャズ界を代表するミュ-ジシャンとの共演をした。現在のレギュラー活動は、GAIA CUATRO、DOS ORIENTALES(Duo:ウーゴ・ファトルーソpf)、グラストン・ガリッツァDuo、タイロン橋本Duo、中村善郎Duo、等、多数。>>公式ホームページ:http://www.tomohiro-yahiro.com/
2010年7月26日
生徒の質問は教師を育てる
同じ両親から生まれた兄弟でも性格は一人一人違うように、生徒一人一人もしかりで、いくらか似ていることはあっても全く同じということはない。
授業を準備する時点で生徒からどういう質問がくるかも予想して組んでいく。経験を積んでくると、自分自身の引き出しが増えて、その質問に対する対処の仕方もいくらかは楽になってはいく。質問に対しては、出来る限り答えてあげなければならないが、その生徒の学習しているレベルをはるかに越えたハイレベルの質問に対しては、「まだ早い、それを理解するためには、これこれの項目を理解した後でないと答えても意味がない。」と答えなければならないこともある。しかしいくら経験を積んでも予想だにしないような質問は出てくる。
何年か前に初級クラスで年配の生徒がひらがなの発声をしているとき、「お」と「む」の音をやたら強く発音する。どうしてかと聞くと、「この『お』と『む』についている点はアクセント記号でしょう?」と逆に質問してきた。「いや、そうではない。ひらがなは漢字から生まれたもので、この点は基になった漢字のある部分だ。」ということで納得してもらったが、予想だにしなかった質問だったのでびっくりした。
振り返ってみると生徒からの質問を答えることによって得た知識は少なくない。教師の仕事は、もちろん教えることだが、その何倍も学ぶ必要がある。生徒は教師から学ぶが反対に教えていることもある。目で見えるもの、耳で聞こえるもの、そうではないものと様々だ。生徒の質問から学んだことを肥やしにして、別の生徒の様々な質問が教師を育てているとつくづく思う。
玉城正樹
授業を準備する時点で生徒からどういう質問がくるかも予想して組んでいく。経験を積んでくると、自分自身の引き出しが増えて、その質問に対する対処の仕方もいくらかは楽になってはいく。質問に対しては、出来る限り答えてあげなければならないが、その生徒の学習しているレベルをはるかに越えたハイレベルの質問に対しては、「まだ早い、それを理解するためには、これこれの項目を理解した後でないと答えても意味がない。」と答えなければならないこともある。しかしいくら経験を積んでも予想だにしないような質問は出てくる。
何年か前に初級クラスで年配の生徒がひらがなの発声をしているとき、「お」と「む」の音をやたら強く発音する。どうしてかと聞くと、「この『お』と『む』についている点はアクセント記号でしょう?」と逆に質問してきた。「いや、そうではない。ひらがなは漢字から生まれたもので、この点は基になった漢字のある部分だ。」ということで納得してもらったが、予想だにしなかった質問だったのでびっくりした。
振り返ってみると生徒からの質問を答えることによって得た知識は少なくない。教師の仕事は、もちろん教えることだが、その何倍も学ぶ必要がある。生徒は教師から学ぶが反対に教えていることもある。目で見えるもの、耳で聞こえるもの、そうではないものと様々だ。生徒の質問から学んだことを肥やしにして、別の生徒の様々な質問が教師を育てているとつくづく思う。
玉城正樹
2010年7月18日
2010年7月16日
2010年7月13日
ペーニャイベントが現地邦字新聞に掲載
アルゼンチン唯一の邦字新聞、らぷらた報知にペーニャイベントの記事が掲載されました。
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「CNA創立25周年と
亜国建国200周年を祝う
日亜が一体となったお祭り」
既報、今年創立25周年を迎えた「セントロ日系アルヘンティーノ」(CNA)では「アルゼンチン建国二百周年」(Bicentenario)記念を兼ねて去る6月5日夜、在亜沖縄県人連合会(COA)において、Peña Folcloricaと銘打った慶祝行事を催した。
Peña Folcloricaの名の示すごとく日系人だけでなく非日系アルゼンチン人も多数加わった文字通り日亜混合のお祭りであったことはBicentenarioを祝って国際交流基金(The Japan Foundation)の後援で去る5月23日から来亜中の歌手、冴木杏奈の特別出演を筆頭に「ブエノスアイレス太鼓道場」、Sergio Suarez(ギターと歌)、Cecilia Cedio(チャランゴと歌)、Gabriela Redin(バンドネオンと歌)、Ricardo Castelbajac(打楽器と歌)、牧童頭のGustavo Romero、歌手のTamariz Coquinero、フルートのLaura Maglione、アコーディオンのRoberto Arguello、ギターと歌のFabián CarboneとDarío Marón、ボンボのAlejandro AdonにSandra Cirilliの指導する民舞学校の生徒など、その他、アルゼンチンの有名な音楽グループやダンスグループがズラリと顔を並べたことからも窺われる。それに加えて用意された料理もロクロ、エンパナーダ、パステリートなどアルゼンチンの郷土料理とあってさらにアルゼンチン色を濃くしていた。
それだけではなく観客も日亜の区別なく、これらプロフェッショナルと混じって踊る実に楽しい一時で夜の更けるのも忘れさせた。
一世だけの集まりだと、唯飲んで食って駄弁って終わるのが常だが、二世、三世、の団体だけあって始めから終わりまで、退屈させない、日系非日系の区別を感じさせないそれであった。
記者がアルゼンチンに来た1950年代、ボカにあった客が一緒になって集団的に踊るレストランを想い出させた。
「セントロ日系アルヘンティーノ」のBodas de Plata(銀婚式)とBicentenarioを祝って乾杯!!
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「CNA創立25周年と
亜国建国200周年を祝う
日亜が一体となったお祭り」
既報、今年創立25周年を迎えた「セントロ日系アルヘンティーノ」(CNA)では「アルゼンチン建国二百周年」(Bicentenario)記念を兼ねて去る6月5日夜、在亜沖縄県人連合会(COA)において、Peña Folcloricaと銘打った慶祝行事を催した。
Peña Folcloricaの名の示すごとく日系人だけでなく非日系アルゼンチン人も多数加わった文字通り日亜混合のお祭りであったことはBicentenarioを祝って国際交流基金(The Japan Foundation)の後援で去る5月23日から来亜中の歌手、冴木杏奈の特別出演を筆頭に「ブエノスアイレス太鼓道場」、Sergio Suarez(ギターと歌)、Cecilia Cedio(チャランゴと歌)、Gabriela Redin(バンドネオンと歌)、Ricardo Castelbajac(打楽器と歌)、牧童頭のGustavo Romero、歌手のTamariz Coquinero、フルートのLaura Maglione、アコーディオンのRoberto Arguello、ギターと歌のFabián CarboneとDarío Marón、ボンボのAlejandro AdonにSandra Cirilliの指導する民舞学校の生徒など、その他、アルゼンチンの有名な音楽グループやダンスグループがズラリと顔を並べたことからも窺われる。それに加えて用意された料理もロクロ、エンパナーダ、パステリートなどアルゼンチンの郷土料理とあってさらにアルゼンチン色を濃くしていた。
それだけではなく観客も日亜の区別なく、これらプロフェッショナルと混じって踊る実に楽しい一時で夜の更けるのも忘れさせた。
一世だけの集まりだと、唯飲んで食って駄弁って終わるのが常だが、二世、三世、の団体だけあって始めから終わりまで、退屈させない、日系非日系の区別を感じさせないそれであった。
記者がアルゼンチンに来た1950年代、ボカにあった客が一緒になって集団的に踊るレストランを想い出させた。
「セントロ日系アルヘンティーノ」のBodas de Plata(銀婚式)とBicentenarioを祝って乾杯!!
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