2011年4月8日

パレルモの日本庭園で震災チャリティーイベント


 ブエノスアイレスにある日本庭園にて「頑張れ日本」と題した東日本大震災のチャリティーイベントを開催、約6000人の来場がありました。このイベントは亜日文化財団とラプラタ報知が主催、CNAとCeuanとAJAと日亜学院などの日系団体が協力しました。
 イベントにはCNAやその他日本文化講座を開催している団体が参加し、墨絵や書道、生け花、霊気などのデモンストレーションや、災害の様子を説明した展示会などを開催しました。 著名な日本人シェフ、大野剛浩さんも日本料理について講演し、日本料理の試食も行ないました。
 また、"Mil Grullas por Japón"キャンペーンを行なったCNAのブースには日本の被災者の方たちのために思いを込めて鶴を折る人であふれていました。
 サッカーチーム「River Plate」も、チームオリジナルのサイン入りシャツを販売、売り上げの一部は日本への義捐金に充てました。
音楽では、「夢海渡太鼓」「祭り太鼓」「芽出太鼓」「ブエノスアイレス太鼓」と太鼓チームの豪華な公演のほか、日系バンド「パラレーニョス」がライヴ演奏を行ないました。またイベントの最後にはアルフレッド・カセーロスが歌の前に今回の震災について、
日本人の芯の強さ、辛抱強さ、決してあきらめない心について話をしました。「日本には沢山友人がいる。日本は自分たちをそのままに受け入れてくれる場所。自分の心は日本と共にある」と述べました。その後「花」「ハイサイおじさん」「島唄」の曲を披露、会場を湧かせました。
  地震発生時刻である14時46分に日本の被災者のために1分間の黙祷を捧げ、最も印象に残る、みなそれぞれの日本への思いを込めた瞬間になりました。
 今回のイベントでCNAは6,300ペソの収益があり、イベントの合計収益金は計316,247ペソ(約660万円)になり、日本大使館を通して寄付しました。


 CNA青年部メンバー、講座の先生たち、生徒たち、CNA事務員をはじめ、ボランティアでイベントに協力してくださった皆様、ありがとうございました。日本復興を応援する“Mil Grullas por Japón”キャンペーンはまだまだ継続しています。「頑張れ日本」ピンバッジも5ペソで販売しています。引き続き得た収益金は全て赤十字社や日本国大使館を通して日本に寄付されます。

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