2010年9月16日

現地で活躍する日系人・エイグチ クミコさん

 エイグチ クミコさんに建国200周年記念メダルを贈呈

去る9月8日にブエノスアイレス市文化センターの黄金の間において、文化的貢献ひいては市の発展に寄与した個人および団体を国別に表彰し、建国200周年記念メダルの授与を行なった。日本コミュニティーの代表としてエイグチ クミコさんにメダルが授与された。
この建国200周年記念メダル授与はブエノスアイレス市が5月革命200周年を記念して企画したものである。アルゼンチンにおいて各分野で活躍し、アルゼンチン社会に貢献した200名に感謝の意を表すために贈呈された。

受賞者、受賞団体:
Hermann Müller 氏(ドイツ), Zainab Toufic Hassan Akil de Bakir 氏(アラブ), Daniel Stamboulian氏 (アルメニア),イギリス病院(イギリス), FACBOL ボリビア協会連合会 (ボリビア), Ernesto Segundo Jopia氏 (チリ), Hyo Sung Lee 氏(韓国), Hermanas de Caridad de San Vicente de Paúl de Zagreb (クロアチア), Triglav スロベニア協会(スロベニア), Pedro Bello Díaz氏 (スペイン), Asociación Filóptojos Adelfotas (ギリシャ), Ars Hungarita (ハンガリー), イタリア病院(イタリア), クミコ・エイグチ・デ・パレルモ氏(日本), Bernardo Kliksberg 氏(ユダヤ), Antonio Arida氏 (レバノン), FEPARA 在アルゼンチンパラグアイ連合会(パラグアイ), Hermandad del Señor de los Milagros (ペルー), Prosvita ウクライナ文化協会(ウクライナ), Euskal Echea 文化慈善協会(バスコ地方).

エイグチ クミコ さん(写真左から4人目)

エイグチ クミコさんは沖縄生まれ。アレルギー、免疫学、伝染病、肺結核専門の医師である。医師の国家資格を持ち、サルバドル大学で生物化学と免疫学、アウストラル大学で免疫学教授として活躍、現在はブエノスアイレス市の保健省の教育調査部門のディレクターを務めている。
さらに、サルバドル大学において薬学部の教授、副学部長、学部長を努め、CONICET(科学技術研究所)の調査員という経歴を持ち、1986年にはセントロ日系アルヘンティーノの優秀日系青年賞を受賞している。

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